仕事とプライベートをきっちり分けたり、趣味専用の連絡手段を持ったりしたいと考えたことはありませんか。
私自身も以前、プライベート用とは別にアカウントを持ちたくて、いろいろな方法を試した経験があります。
ですが、2026年現在のLINEの仕様では、電話番号なしで新しいアカウントを作成することは完全にできなくなってしまいました。
以前は可能だったFacebook連携などの抜け道が廃止され、セキュリティ対策として電話番号認証が必須になったからです。
とはいえ、ここで諦める必要はありません。
ご自宅にある固定電話や格安SIM、あるいはLINE公式アカウントという仕組みを賢く使うことで、誰でも安全に2つ目のアカウントを持つことが可能です。
この記事では、最新の状況を踏まえた上で、あなたの環境に合わせて確実に別アカウントを作る手順をわかりやすく解説します。
これを読み終える頃には、自分にぴったりの方法が見つかり、安心して複数のアカウントを使い分けられるようになります。
- 電話番号なしでの登録ができない理由と現在の仕様
- 固定電話や格安SIMを使って安全にアカウントを作る手順
- iPhoneとAndroidそれぞれの機種に合わせた具体的な運用方法
- アカウント切り替え時のリスクと友だちにバレない設定
LINEの別アカウントの作り方で電話番号なしが不可となった現状と確実に作成する3つの手法

LINEで別のアカウントを作りたいと考えたとき、真っ先に思いつくのが「電話番号を使わずに登録できないか」という点ではないでしょうか。
ここでは、なぜ電話番号なしでの作成が不可能になったのかという背景と、その上で確実に2つ目のアカウントを持つための具体的な3つの方法について詳しく解説します。
電話番号なしで無料のアカウント作成は不可能である理由とFacebook連携廃止の影響
残念ながら、現在のLINEアプリでは電話番号なしで新規アカウントを作成することはできません。
かつてはFacebookアカウントのみで登録できる仕組みが存在しましたが、これは2024年頃までに完全に廃止されました。
この変更は、なりすましやスパムアカウントの増加を防ぐためのセキュリティ強化が主な理由です。
現在は、初回登録時に必ずSMS(ショートメッセージ)による認証か、音声通話による認証が求められます。
そのため、「メールアドレスだけ」や「Facebook連携だけ」で手軽にサブ垢を作るという方法は、今のLINEアプリには存在しないと理解しておいてください。
ネット上の古い情報には「Facebookで登録できる」と書かれていることがありますが、現在は通用しないため注意が必要です。
自宅の固定電話番号を使用してスマホのLINEアプリで新規登録を行う手順
もっとも手軽で、追加費用をかけずに別アカウントを作る方法が、自宅の固定電話番号を使用する方法です。
多くの方はスマホの携帯番号ですでにメインのアカウントを持っていると思いますが、実は固定電話の番号でも1つのLINEアカウントを作成できます。
手順は非常にシンプルです。
固定電話での登録手順
1. 新しい端末やアプリで「新規登録」を選択する
2. 電話番号入力画面で、自宅の固定電話番号を入力する
3. 「SMSで認証番号を送ります」と出るが、固定電話はSMSを受信できないため「通話による認証」を選択する
4. 直後に固定電話へ自動音声の電話がかかってくる
5. 音声で案内された認証番号をアプリに入力する
この方法なら、スマホの電話番号とは別の独立したアカウントとして運用できます。
ただし、家に固定電話がない場合や、すでに家族がその番号でLINEを登録している場合はこの方法は使えません。
個人のサブ垢としてLINE公式アカウントを開設して擬似的に2つ目のIDを持つ裏技
もし、あなたが「お店やビジネス用として使いたい」「特定の相手とだけ連絡を取りたい」と考えているなら、LINE公式アカウントを開設するのが賢い選択です。
LINE公式アカウント(旧LINE@)は、本来はお店や企業が使うものですが、実は個人でも無料で簡単に作成できます。
最大のメリットは、普段使っている個人のLINEアカウントはそのままで、もう一つの「公式アカウント」という別の顔を持てることです。
LINE公式アカウントの特徴
専用の「LINE Official Account Manager」という別アプリで管理するため、個人のLINEアプリと混同することがありません。
相手にはビジネスライクなプロフィールを見せることができるため、プライベートを隠して連絡を取りたい場合にも最適です。
作成には個人のLINEアカウントとの連携が必要ですが、公式アカウント側の友だちに個人のLINE IDがバレることはないので安心してください。
2つ目の電話番号を格安SIMで契約して安全に複数アカウントを維持する方法
固定電話もなく、公式アカウントでは機能が足りないという場合に、もっとも確実なのが格安SIM(povoや日本通信など)を契約して2つ目の電話番号を取得する方法です。
「お金がかかるのはちょっと」と思うかもしれませんが、現在は月額基本料が0円、あるいは数百円程度で維持できるプランがたくさんあります。
例えば、基本料0円のプランであれば、実質的にコストをほとんどかけずに新しい電話番号を持てます。
新しい電話番号さえあれば、誰にも気兼ねなく、正規の手順で堂々と2つ目のLINEアカウントを作成できます。
アカウントの乗っ取りリスクや、BAN(利用停止)のリスクを最小限に抑えたいなら、この方法が一番安全で推奨できる手段です。
iPhoneやAndroidなど機種別に異なるLINEの別アカウントの作り方と運用時の注意点

アカウントを作るための電話番号が用意できても、次に問題になるのが「1台のスマホにLINEアプリは1つしか入れられない」という壁です。
ここでは、お使いの機種がiPhoneかAndroidかによって大きく異なる運用方法と、アカウントを切り替える際に絶対に知っておくべき注意点について解説します。
Android端末のツインアプリ機能を利用して1台のスマホで2つのアプリを共存させる方法
Androidユーザーの方は非常にラッキーです。
Galaxy、Xiaomi、OPPO、ASUSなどの多くのAndroid端末には、「ツインアプリ」や「デュアルメッセンジャー」と呼ばれる便利な機能が標準搭載されています。
この機能を使うと、スマホの設定をオンにするだけで、画面上に「LINE」のアイコンをもう一つ増やすことができます。
複製された2つ目のLINEアプリに、先ほど用意した別の電話番号(固定電話や2枚目のSIMの番号)を入力してログインすれば、1台のスマホで2つのアカウントを同時に使い分けることが可能です。
アプリの切り替えもスムーズで、通知もそれぞれ別に来るため、もっとも快適な運用方法といえます。
iPhoneでアプリの複製ができない制限への対策とWEB版やサブ端末を活用した運用術
一方で、iPhoneにはAndroidのようなアプリ複製機能がありません。
1台のiPhoneに通常のLINEアプリを2つインストールすることは、iOSの仕様上不可能です。
また、Safariなどのブラウザで使える「WEB版LINE」もスマホからは利用できないよう制限されています。
そのため、iPhoneユーザーが2つのアカウントを運用するには、以下のいずれかの対策が必要です。
iPhoneでの運用対策
- 古いiPhoneやAndroid端末をサブ機として使う
Wi-Fi環境下で古い端末を使い、そちらに2つ目のアカウントを入れるのが最も現実的です。 - LINE公式アカウントアプリを使う
前述の公式アカウントであれば、専用アプリをインストールすることで、1台のiPhone内で共存可能です。
「脱獄」などの改造行為で無理やりアプリを増やす方法は、セキュリティリスクが高すぎるため絶対におすすめしません。
PC版LINEからの新規登録は不可能である仕様と既存アカウントでのログイン手順
パソコンを持っている方は「PC版LINEなら新規登録できるのでは?」と考えるかもしれません。
ですが、現在のPC版LINEは、スマホ版ですでに作成済みのアカウントにログインするためのツールという位置付けになっています。
PC版のアプリから直接、電話番号を使って新規のアカウント作成を行うことは原則としてできません。
PC版を利用するためには、まずスマホ(またはタブレット)でアカウントを作成し、そのメールアドレスとパスワード、またはQRコードを使ってPCからログインするという手順を踏む必要があります。
つまり、PC版を使うためにも、結局はスマホ端末と電話番号がセットで必要になるということです。
アカウントの切り替え時に発生するデータ消失リスクと友だちにバレないための設定
1台のスマホで「ログアウト」と「ログイン」を繰り返して2つのアカウントを使い回すことは、絶対に避けるべきです。
LINEの仕様上、スマホ版アプリでログアウトしたり、別のアカウントでログインし直したりすると、それまでのトーク履歴がすべて削除されてしまいます。
大切なメッセージが消えてしまうリスクがあるため、アカウントの切り替え運用は現実的ではありません。
友だちにバレないための設定
別アカウントを作る際は、設定の「友だち」メニューにある以下の2つのチェックを必ず外しておきましょう。
・友だち自動追加
・友だちへの追加を許可
これらがオンになっていると、スマホのアドレス帳に登録されている知人に通知がいったり、勝手に友だち登録されたりして、隠していたアカウントがバレてしまいます。
まとめ:2026年最新のLINEの別アカウントの作り方を総括し自身の環境に最適な手段を選ぶ重要性
最後に、2026年におけるLINEの別アカウント作成についてまとめます。
セキュリティの向上により、電話番号なしでの作成は不可能になりましたが、以下の方法であれば安全に複数アカウントを持てます。
- コスト優先なら:自宅の固定電話番号での登録
- 確実性優先なら:格安SIMで2つ目の番号を取得(月額数百円〜)
- ビジネス・特定用途なら:LINE公式アカウントの開設
- Androidユーザーなら:ツインアプリ機能で1台で完結
- iPhoneユーザーなら:サブ端末の活用がベスト
裏技的な怪しい方法を探すよりも、これらの正規の手順を踏むことが、アカウント停止のリスクを避け、大切なデータを守る一番の近道です。
ご自身の持っている端末や環境に合わせて、もっとも無理のない方法を選んでみてください。
